オープンノズル

オープンノズルとは

射出成形機のノズル先端が常に開いているタイプのことです。

 「バルブなどの開閉機構がない、シンプルなノズル」


基本構造

  • スクリュ先端

  • ノズルボディ

  • ヒーター

  • ノズル先端穴

構造はとてもシンプルです。

溶融樹脂は
スクリュ前進=そのまま金型へ流入

クローズノズルとの違い

項目 オープン クローズ(シャットオフ)
構造 シンプル バルブ付き
コスト
メンテ 容易 複雑
糸引き 起こりやすい 起こりにくい
漏れ 条件で発生 少ない

メリット

✔ 構造が単純
✔ 故障が少ない
✔ 清掃しやすい
✔ コストが安い


デメリット

✖ 糸引き(ドローイング)
✖ 鼻垂れ(ドロール)
✖ 低粘度材で漏れやすい
✖ 成形停止時に垂れる

特に
 高温・低粘度樹脂では鼻垂れが起きやすい

よくあるトラブル

・ノズル先端の炭化
・糸引きによる製品付着
・スプルーブッシュとの密着不良
・エア巻き込み


使われる場面

  • 一般射出成形

  • 汎用樹脂(PP, ABSなど)

  • サイクル重視の量産

クローズノズルを使う場面

  • 低粘度樹脂

  • 液状樹脂

  • 精密小物

  • 多色成形

  • ホットランナー併用


現場的なポイント

鼻垂れ対策:

  • ノズル温度下げすぎない

  • スクリュ後退タイミング調整

  • 吸引(サックバック)設定

  • ノズルタッチ圧適正化

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