シングルステーション

シングルステーションとは、成形機や加工設備において、1つの作業位置(ステーション)だけで工程を行う構成のことです。
主にブロー成形機やプレス、組立装置などで使われる用語です。


■ 基本イメージ

 「作業する場所が1か所だけ」


■ どういう意味か

「ステーション」は
  作業ポジション・工程位置

つまりシングルステーションは:

  1つの金型(または作業位置)で完結する機械


■ 動作のイメージ(ブロー成形の場合)

  1. パリソンを出す
  2. その場で金型を閉じる
  3. ブロー成形
  4. 冷却
  5. 取り出し

  すべて同じ場所で順番に行う


■ 特徴(重要)

● 構造がシンプル

  • 機構が少ない
  • 制御が簡単

● 同時並行ができない

  • 成形中は次工程に進めない

■ メリット

  • 設備コストが低い
  • メンテナンスが容易
  • 段取りが簡単
  • 小ロットに向く

■ デメリット

  • サイクルタイムが長くなりやすい
  • 生産性が低い
  • 冷却待ち時間がそのままロス

■ マルチステーションとの違い(重要)

● シングルステーション

  1工程ずつ順番処理


● マルチステーション(例:シャトル型・ロータリー型)

  複数工程を同時進行


■ 現場的な理解

シンプルに言うと:

 「全部を1か所で順番にやる機械」

です。


■ 使われる場面

  • 小ロット生産
  • 試作
  • 品種切替が多い現場
  • シンプルな製品

■ 向いている/向いていない

向いている

  • 多品種少量
  • 頻繁な段取り替え

向いていない

  • 大量生産
  • 高サイクル要求

■ 重要なポイント

シングルステーションは:

 「柔軟性は高いが、生産性は低い」

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