噛み合い型

噛み合い型とは

固定側と可動側の金型が互いにかみ合う形状になっている分割構造のことです。

  簡単に言うと
「金型同士を凹凸でかみ合わせて位置決めする構造」


イメージ

通常の平面分割

 
固定側
──────
可動側
 

噛み合い型

 
固定側 ┌─┐
│ │
└─┘
可動側 └─┐
 

凹凸が互いにかみ合っています。


なぜ使う?

主な目的は 位置決め精度とバリ防止です。

メリット

✔ 分割面ズレ防止
✔ バリ発生抑制
✔ 型剛性向上
✔ 精密位置決め


よく使われる場所

  • 精密部品

  • 小型部品

  • 外観部品

  • 薄肉製品


噛み合い型の種類

① 段付き分割(ステップ分割)

段差でかみ合わせる。

特徴

  • 加工しやすい

  • 一般的


② テーパーかみ合わせ

斜め面でかみ合う。

特徴

  • 自動センタリング

  • 高精度


③ インターロック構造

専用突起で位置決め。

特徴

  • ズレ防止

  • 高剛性


メリット

✔ 金型位置精度向上
✔ バリ減少
✔ 型剛性アップ
✔ 成形安定


デメリット

✖ 金型加工が難しい
✖ コスト上がる
✖ 摩耗すると精度低下


どんなとき必要?

特に次の条件で採用されます。

  • 高圧成形

  • 大型製品

  • 精密部品

  • 外観重視


ひとことで

噛み合い型は

 「金型をズレなく閉じるためのかみ合わせ構造」

バリ防止と精度確保にとても重要です。

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