ギヤポンプとは
回転する歯車(ギヤ)の間に樹脂を閉じ込めて送り出すポンプです。
簡単に言うと
「歯車で樹脂を正確に押し出す装置」
基本構造
- 2つのギヤ(駆動ギヤ・従動ギヤ)
- ケーシング(外枠)
動作原理
① ギヤが回転
② 歯の間に樹脂が入る
③ 外周に沿って運ばれる
④ 吐出口で押し出される
一定量ずつ送り出す(容積式)
なぜ使う?
押出機だけだと:
- 圧力変動
- 流量ムラ
- 厚みばらつき
が起きます。
そこでギヤポンプを使うと:
✔ 流量が安定
✔ 圧力が安定
✔ 製品精度向上
主な用途
- フィルム成形
- シート成形
- 繊維(紡糸)
- 高精度押出
押出機との関係
押出ラインでは:
押出機 → ギヤポンプ → ダイ
という構成になります。
押出機:溶かす
ギヤポンプ:安定供給
メリット
✔ 高精度流量制御
✔ 脈動が少ない
✔ 厚み安定
✔ 品質向上
デメリット
✖ 設備コスト高
✖ 異物に弱い
✖ メンテナンス必要
✖ 圧力制限あり
注意点
異物混入
ギヤの隙間が小さいため
→ 傷や破損の原因
温度管理
粘度が変わると
→ 流量精度に影響
摩耗
長期使用で精度低下
現場での効果
ギヤポンプを使うと:
- シート厚みバラつき減少
- フィルム品質向上
- 安定生産
見た目で分かるレベルで安定します
ひとことで
ギヤポンプは
「樹脂を一定量ずつ正確に送る装置」
押出の“精度を上げる装置”です。


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