サージ圧(Surge Pressure)とは、押出成形や射出成形で
圧力が周期的または突発的に上下してしまう不安定な状態のことです。
シンプルに言うと
「圧力の波(脈動)」
■ 基本イメージ
本来は:
- 圧力 → 一定が理想
サージ圧があると:
- 上がる ↗
- 下がる ↘
- また上がる ↗
これが繰り返される
■ どこで発生する?
- 押出機(特に単軸)
- ダイ入口
- 計量ポンプ前後
- 射出成形の可塑化工程
■ なぜ問題?
サージ圧があると
● 厚みムラ
フィルム・シートで顕著
● 吐出量のバラツキ
- 製品重量不安定
● 外観不良
- スジ・波打ち
■ 主な原因
① 供給不安定
- 固体輸送部での滑り
- ホッパー詰まり
② 可塑化不安定
- 溶けムラ
- 温度ムラ
③ スクリューの問題
- 摩耗
- 設計不適
④ 材料の影響
- 粒度バラツキ
- 水分・異物
⑤ ダイ・流路の影響
- 抵抗変動
- 滞留
■ 現場での対策
● ① 供給安定化
- ホッパー管理
- 傾斜溝付スリーブの活用
● ② 温度の見直し
- 溶融を均一に
● ③ スクリュー条件調整
- 回転数
- 背圧
● ④ 計量ポンプの使用
非常に効果的
- 脈動を吸収
- 流量安定化
● ⑤ スクリーン交換
- 詰まり → 圧力変動
■ 見分け方
- 圧力計が周期的に振れる
- 製品厚みが周期的に変動
「周期性」がヒント
■ 関連用語
これまでの内容とつながります
- 計量ポンプ
- 固体輸送部
- 可塑化
- ダイ
- 牽引流れ
■ まとめ
サージ圧とは:
圧力が不安定に変動する現象(脈動)


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