エアーリング

エアーリングとは?

エアーリングは、インフレーション成形でフィルムバブルの外周に均一な空気を吹き付ける装置です。

👉 主目的は

  • 冷却

  • バブル径の安定

  • 肉厚(ゲージ)均一化

設置位置

  • ダイ出口直上

  • バブルの外周を取り囲む形

ダイから出たばかりの溶融フィルムに直接作用します。

主な役割

① 冷却促進

  • フィルムを急冷

  • フロストライン(凍結線)を制御

  • 生産速度アップ

② 肉厚均一化

  • 周方向の風量差を抑制

  • ゲージバンド(厚みムラ)低減

③ バブル安定

  • バブル揺れ・偏心防止

  • 外乱(風・温度変動)への耐性向上

エアーリングの種類

● シングルリップ

  • 構造が簡単

  • 調整は職人技寄り

● デュアルリップ

  • 内外2層で吹出

  • 冷却・安定性向上

● ハイスタック/多段式

  • 高速・高冷却向け

  • 高性能だが高価

● 自動風量制御型

  • センサー+サーボ制御

  • 厚みフィードバック制御

設定のポイント

  • 吹出風量・圧力

  • リップギャップ

  • リング水平度

  • ダイ芯出し精度

  • 周方向調整(ゾーン)

トラブル例

症状 主原因
ゲージムラ 風量不均一
バブル揺れ 風量過多・偏り
フロストライン不安定 冷却不足
鳴き音 エアー過多

他装置との関係

  • IBC(内部冷却)併用で能力向上

  • エアーチャンバーで風量安定

  • エアーナイフとの役割分担明確化

まとめ

  • エアーリング=バブル外周冷却の要

  • 肉厚・安定性・生産性に直結

  • 均一な風が命

  • 設定と整備で性能が大きく変わる

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