簡易型

簡易型とは

短期間・低コストで製作できる簡略化された金型のことです。

 簡単に言うと
「本格量産前に使う、お手軽な金型」


なぜ使う?

通常の量産金型は

  • 高精度
  • 長寿命
  • 高コスト
  • 製作期間が長い

そこで簡易型を使うことで:

✔ 開発スピード向上
✔ コスト削減
✔ 早期評価可能

になります。


主な用途

  • 試作品評価
  • 小ロット生産
  • 設計検証
  • 外観確認
  • 組付け確認

簡易型の特徴

✔ 構造がシンプル
✔ 耐久性は低め
✔ 加工時間が短い
✔ 材料が柔らかい場合あり


使用される材料

代表的なもの:

  • アルミ合金
  • プリハードン鋼(P20など)
  • 樹脂型(3Dプリント)

簡易型の種類

① アルミ型

最も一般的

特徴

  • 加工が早い
  • 熱伝導良い
  • 寿命は短め

② 樹脂型(ラピッドツーリング)

3Dプリンタなどで作成

特徴

  • 超短納期
  • 強度は低い

③ ソフト金型

焼入れしていない鋼材

特徴

  • 中程度の寿命
  • コスト抑えられる

メリット

✔ 低コスト
✔ 短納期
✔ 設計変更しやすい
✔ 立ち上げが早い


デメリット

✖ 寿命が短い
✖ 精度がやや低い
✖ 大量生産には不向き
✖ 摩耗しやすい


どのくらい使える?

目安:

  • 樹脂型:数十〜数百ショット
  • アルミ型:数千〜数万ショット
  • ソフト金型:数万〜十万ショット

量産型との違い

項目 簡易型 量産型
コスト 低い 高い
納期 短い 長い
寿命 短い 長い
精度 中程度 高い

現場での使い方

よくある流れ:

① 簡易型で試作
② 問題点洗い出し
③ 設計修正
④ 量産型製作


ひとことで

簡易型は

 「スピード重視の試作・小ロット用金型」

開発初期には欠かせない存在です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました