カレンダー法とは
加熱して軟化させた樹脂を、複数の回転ロールの間に通して薄いシート状にする成形法です。
簡単に言うと
「ローラーで樹脂を伸ばしてシートを作る方法」
基本構造
カレンダー装置は通常 3〜4本のロールで構成されます。
イメージ
原料
↓
● ●
● ●
↓
シート
↓
● ●
● ●
↓
シート
樹脂がロール間で圧延されて
均一な厚さのシートになります。
基本工程
① 原料樹脂を加熱して軟化
② ロール間に供給
③ ロール圧力で延ばす
④ 厚さを調整
⑤ 冷却して巻き取る
よく使われる樹脂
特に多いのは
-
PVC(ポリ塩化ビニル)
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PU
-
ゴム
PVCでは代表的な加工方法です。
主な製品
カレンダー法で作られる製品:
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塩ビシート
-
塩ビフィルム
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合成皮革
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床材
-
壁材
-
テーブルクロス
メリット
✔ 厚みが均一
✔ 表面がきれい
✔ 大量生産可能
✔ 幅広シート製造
デメリット
✖ 設備が大型
✖ 初期コスト高
✖ 厚さ制御が難しい
✖ 一部樹脂しか加工しにくい
他のシート成形との違い
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| カレンダー法 | ロール圧延 |
| Tダイ押出 | 押出してシート化 |
| インフレーション | チューブ膨張 |
カレンダー法の特徴
特に優れているのは
表面品質
です。
そのため
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人工皮革
-
高級シート
などに多く使われます。
ひとことで
カレンダー法は
「ロールで樹脂を押し広げてシートを作る加工法」
PVCシート製造では代表的な方法です。


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