オープンロールとは
2本の回転ロール(円筒)で材料を練る装置です。
👉 「むき出しの2本ロールで混ぜる機械」
“オープン”というのは
密閉されていない=材料が外から見える構造という意味です。
基本構造
-
前ロール(低速)
-
後ロール(高速)
-
回転差(フリクション比あり)
-
ロール間隙(ギャップ)調整機構
なぜ回転差をつける?
後ロールを速く回すことで:
-
材料が引き延ばされる
-
せん断が発生
-
混練が進む
👉 せん断混合が基本原理
主な用途
-
ゴム配合
-
マスターバッチ作製
-
試験練り
-
少量混練
-
顔料混合
ゴム工場では定番設備です。
混練の流れ
① 材料投入
② ロールに巻き付く
③ ナイフで切り返し
④ 再度巻き込み
⑤ 均一化
これを繰り返します。
メリット
✔ 混ざり具合が目視できる
✔ 配合調整しやすい
✔ 少量対応可能
✔ 構造がシンプル
デメリット
✖ 作業者依存
✖ 危険(巻き込み事故)
✖ 大量生産に不向き
✖ 温度制御が限定的
密閉型(バンバリーミキサー)との違い
| 項目 | オープンロール | 密閉ミキサー |
|---|---|---|
| 混練力 | ○ | ◎ |
| 安全性 | △ | ◎ |
| 生産性 | △ | ◎ |
| 可視性 | ◎ | ✖ |
重要管理ポイント
-
ロール温度
-
ギャップ調整
-
回転比
-
練り時間
-
材料投入順
ズレると:
-
分散不良
-
焼け
-
粘度ムラ
-
色ムラ


コメント