エアーローディングとは?
圧縮空気を使って樹脂ペレットや粉体を搬送し、ホッパーへ供給する方式です。
「エアーコンベヤ」「真空ローダー」も同じ系統の設備です。
仕組み(基本)
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材料タンク(サイロ・袋)から材料を吸引/圧送
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配管内を空気流で搬送
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ホッパー上部で空気と材料を分離
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樹脂のみを成形機へ供給
主な方式
① 真空吸引式(一般的)
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成形機側で吸引
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小~中規模ライン向け
② 圧送式
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ブロワーで押す
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長距離・大容量向け
メリット
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人手削減・自動化
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粉塵低減・クリーン
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材料取り違え防止
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多台数集中管理可能
デメリット・注意点
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乾燥材が吸湿しやすい(対策必須)
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ペレット破砕(微粉発生)
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配管詰まり
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静電気対策が必要
成形品質への影響
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微粉増加 → 焼け・銀条
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供給ムラ → 成形不安定
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水分混入 → 加水分解(特に PA、PET、PC)
よくあるトラブルと対策
| トラブル | 対策 |
|---|---|
| 粉だらけ | 風速低減、配管R拡大 |
| 乾燥戻り | 乾燥機直結、密閉 |
| 詰まり | 配管清掃、径見直し |
| 材料混入 | 色別配管、切替洗浄 |
設計・運用のポイント
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配管距離・曲率管理
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フィルター清掃頻度
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乾燥機との接続方法
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材料切替手順の標準化
まとめ
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エアーローディング=空気で材料を運ぶ仕組み
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自動化・省力化に必須
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粉・水分・静電気管理が品質のカギ
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設計と運用で差が出る設備


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