エアーローディング

エアーローディングとは?

圧縮空気を使って樹脂ペレットや粉体を搬送し、ホッパーへ供給する方式です。
「エアーコンベヤ」「真空ローダー」も同じ系統の設備です。

仕組み(基本)

  1. 材料タンク(サイロ・袋)から材料を吸引/圧送

  2. 配管内を空気流で搬送

  3. ホッパー上部で空気と材料を分離

  4. 樹脂のみを成形機へ供給

主な方式

① 真空吸引式(一般的)

  • 成形機側で吸引

  • 小~中規模ライン向け

② 圧送式

  • ブロワーで押す

  • 長距離・大容量向け

メリット

  • 人手削減・自動化

  • 粉塵低減・クリーン

  • 材料取り違え防止

  • 多台数集中管理可能

デメリット・注意点

  • 乾燥材が吸湿しやすい(対策必須)

  • ペレット破砕(微粉発生)

  • 配管詰まり

  • 静電気対策が必要

成形品質への影響

  • 微粉増加 → 焼け・銀条

  • 供給ムラ → 成形不安定

  • 水分混入 → 加水分解(特に PA、PET、PC)

よくあるトラブルと対策

トラブル 対策
粉だらけ 風速低減、配管R拡大
乾燥戻り 乾燥機直結、密閉
詰まり 配管清掃、径見直し
材料混入 色別配管、切替洗浄

設計・運用のポイント

  • 配管距離・曲率管理

  • フィルター清掃頻度

  • 乾燥機との接続方法

  • 材料切替手順の標準化

まとめ

  • エアーローディング=空気で材料を運ぶ仕組み

  • 自動化・省力化に必須

  • 粉・水分・静電気管理が品質のカギ

  • 設計と運用で差が出る設備

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