インプレーン巻

インプレーン巻とは?

フィルムやシートを「製品面(フィルム面)と同一平面内」で巻き取る方式です。

言い換えると、
👉 巻取り方向がフィルムの面内にあり、左右方向に巻芯が配置される巻き方
となります。

イメージ

  • フィルムは横方向に送られ

  • 巻芯(紙管)はフィルム幅方向と平行

  • フィルム面を折り曲げず、そのままの面で巻かれる

主に フィルムの表裏状態を維持したい場合に使われます。

何がメリット?

① 表裏管理が容易

  • 表面/裏面が反転しない

  • 印刷面・コーティング面の管理がしやすい

② シワ・クセが出にくい

  • 面外方向への曲げが少ない

  • 薄膜・高機能フィルムに有利

③ 後工程との相性が良い

  • ラミネート

  • 印刷

  • スリット
    などへの受け渡しがスムーズ

デメリット・注意点

  • 装置構成がやや複雑

  • 巻径が大きくなりやすい

  • 張力制御が不安定だと端面不良が出やすい

アウトプレーン巻との違い

項目 インプレーン巻 アウトプレーン巻
巻取り方向 フィルム面内 フィルム面外
表裏反転 なし あり得る
表面品質 良好 条件次第
装置 やや複雑 比較的簡単

主な用途

  • 高機能フィルム

  • 光学フィルム

  • 電池用セパレーター

  • 包装用多層フィルム

  • コーティングフィルム

まとめ

  • インプレーン巻=フィルム面を保ったまま巻く方式

  • 表裏管理・表面品質に優れる

  • 高付加価値フィルムで多用される

  • 張力・エッジ制御が品質の鍵

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