2025-10

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投影面積

射出成形における 投影面積(projected area) とは、金型を型締方向から見たときの成形品とランナーを含めた見かけの面積 のことをいいます。つまり、製品やランナーを「上から押さえつけたときの影の面積」のようなイメージです。投影面積...
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デーライト

射出成形機における デーライト とは、型開き時の固定側プラテンと可動側プラテンの間の最大開口距離 のことを指します。つまり、金型を開いたときに得られる「最大の隙間」であり、製品の取り出しや金型交換のしやすさに関わる重要な寸法 です。デーライ...
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突き出し

射出成形における 突き出し(ejection) とは、成形サイクルの最後に 金型から成形品を取り出す動作 を指します。射出・保圧・冷却の後、金型が開いても製品は可動側に残ることが多いため、突き出しピンやプレートの機構を使って製品を金型から押...
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直圧式型締機構

射出成形機の型締機構の一方式で、油圧シリンダや電動シリンダの直圧力をそのまま金型に伝えて型締めを行う方式です。リンクやてこを使わず、シンプルに「シリンダの押す力 = 型締力」となる構造です。特徴🔹 メリット構造がシンプル:リンク機構がなく、...
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立ち上がり時間

立ち上がり時間(rise time) とは、射出成形機において 可動プラテンやスクリュの動作が指令値に達するまでの時間 を指します。成形機では射出や型締めの速度・圧力を制御しますが、指令値にすぐ達せず、加速して目標に到達するまでの時間 が発...
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タイバー間隔

射出成形機において、4本のタイバー(Tie Bar)の内側どうしの距離 を指します。具体的には:横方向の間隔(タイバー間隔:幅方向)縦方向の間隔(タイバー間隔:高さ方向)の 2つで表されるのが一般的です。この寸法が、その成形機に搭載できる金...
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タイバー

射出成形機やプレス機において、可動プラテンと固定プラテンを支える長い鋼製の棒(柱) のことを タイバー(tie bar) と呼びます。射出成形機のフレーム四隅に配置され、型締装置の主要構造部材 として働きます。主な役割型締力の伝達クランプ装...
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滞留時間

滞留時間(residence time) とは、射出成形機や押出機などの 可塑化シリンダ内に樹脂が留まっている時間 を指します。シリンダに投入された樹脂が、加熱・可塑化・射出を経て成形品になるまでにかかる時間であり、材料の熱履歴や成形品質に...
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耐油性

耐油性(oil resistance) とは、材料が 鉱物油・潤滑油・燃料油などの油類にさらされたときに、膨潤・軟化・分解せず、性能を維持できる性質 を指します。ゴムやプラスチックは油を吸収しやすく、油中で 体積膨張・機械的強度低下・ひび割...
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耐溶剤性

耐溶剤性(solvent resistance) とは、材料が 有機溶剤(アルコール、ケトン、エステル、芳香族炭化水素など)にさらされたときに、物性や外観を維持できる性質 を指します。有機溶剤は分子構造的にプラスチックの高分子鎖と相互作用し...